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親孝行里帰り さくらの季節の父との時間
3月のある日、父から「入院することになった」と知らせを受けた。
歯医者でレントゲンを撮ったところ
「歯よりも気になるところがある」と言われ、精密検査を行ったところ
上顎洞腫瘍と診断されたらしい。
上顎洞腫瘍とはなんぞや??
と思い、ネットで検索すると・・・
上顎洞と打ち込んだ時点で「上顎洞癌」と出てくる。
父は犬との一人暮らし。
全身麻酔にて手術を行い、数日の入院が必要とのことで
夫に相談して3週間ほど私一人で帰省することになった。
正直、私用で帰国したい用事もあったので
素晴らしいタイミングだった。
私用だけならきっと渋っていたであろう夫も
ホイホイ送りだしてくれた。
入院中の父にイギリスで買ってきたニコライツを試してもらった。
十分、タバコの代用になるらしい。
多くの禁煙用電子タバコはニコチンが入っておらず
満足できないらしいが、ニコライツには
ガツンとニコチンが入っていて、いい感じなんだそう。
入院中、父はこのニコライツをとても大切そうに、
かつ美味しそうに吸っていた。
そして、時々私にノンアルコールのビールをパシリに行かせる始末。
組織検査をしてみて、癌と診断される可能性も
あったのだろうけれど、結局、父の手術は
成功したし、経過も順調。入院も4日で済んだ。
少なからず痛みはあったみたいだけれど
3週間の帰省中、父と週3、4くらいのペースで飲みに行った。
そんな気はしていたけれど、今回の父の看病よりも
日本へ帰国する前に、留守中の夫の食事の準備の方が
はるかに大変だった。
自分のお弁当も作ってしまう私の父とは反対に
全く料理が出来ない夫のために不在にする3週間分の
お弁当と夕食を以前使っていた冷蔵庫も総動員させて
冷凍庫2つパンパンに詰め込んでいた。
その一部↓

初めて留学した頃あたりから気づいたけれど
父はずいぶん愛情表現をしてくれるようになった。
今回はさらに、何度も繰り返す。
私と飲めることが「嬉しい」「楽しい」だの
「やっぱり我が子と我が犬ほどかわいいものはない」だのと饒舌だった。
噂の我が犬

命のことを深く考えたことが、父にそうさせたのかもしれない。
ごく簡単な手術だったとはいえ、父のビビりようは結構なものだった。
「もしかしたら」というようなことも考えたと思う。
夫の理解と協力もあって帰省ができて、少しでも父の支えになれて良かったと思う。
そして何より、私自身も父と飲んだくれてとても楽しかった。
居酒屋で飲むこともあれば、
夜に犬と一緒に散歩しているときに
自動販売機でアルコールを買って公園へ行き、
街灯に照らされ美しく咲き乱れる桜の下のベンチに
座って、ささやかなお花見を楽しんだりもした。
私自身、さくらの季節に日本にいるのは8年ぶりで
その美しさには圧倒された。この美しさは本当に格別。

新幹線に乗って窓の外を見ていると、景色は変わっていくのに
桜がどの地域にもあるということに変わりがなかった。
私たち日本人が桜を愛でるという文化も美しいなと思う。
私も楽しみながら、わずかばかり親孝行ができた里帰りだった。
楽しんで頂けたら、クリックで応援してもらえると嬉しいです



歯医者でレントゲンを撮ったところ
「歯よりも気になるところがある」と言われ、精密検査を行ったところ
上顎洞腫瘍と診断されたらしい。
上顎洞腫瘍とはなんぞや??
と思い、ネットで検索すると・・・
上顎洞と打ち込んだ時点で「上顎洞癌」と出てくる。
父は犬との一人暮らし。
全身麻酔にて手術を行い、数日の入院が必要とのことで
夫に相談して3週間ほど私一人で帰省することになった。
正直、私用で帰国したい用事もあったので
素晴らしいタイミングだった。
私用だけならきっと渋っていたであろう夫も
ホイホイ送りだしてくれた。
入院中の父にイギリスで買ってきたニコライツを試してもらった。
十分、タバコの代用になるらしい。
多くの禁煙用電子タバコはニコチンが入っておらず
満足できないらしいが、ニコライツには
ガツンとニコチンが入っていて、いい感じなんだそう。
入院中、父はこのニコライツをとても大切そうに、
かつ美味しそうに吸っていた。
そして、時々私にノンアルコールのビールをパシリに行かせる始末。
組織検査をしてみて、癌と診断される可能性も
あったのだろうけれど、結局、父の手術は
成功したし、経過も順調。入院も4日で済んだ。
少なからず痛みはあったみたいだけれど
3週間の帰省中、父と週3、4くらいのペースで飲みに行った。
そんな気はしていたけれど、今回の父の看病よりも
日本へ帰国する前に、留守中の夫の食事の準備の方が
はるかに大変だった。
自分のお弁当も作ってしまう私の父とは反対に
全く料理が出来ない夫のために不在にする3週間分の
お弁当と夕食を以前使っていた冷蔵庫も総動員させて
冷凍庫2つパンパンに詰め込んでいた。
その一部↓

初めて留学した頃あたりから気づいたけれど
父はずいぶん愛情表現をしてくれるようになった。
今回はさらに、何度も繰り返す。
私と飲めることが「嬉しい」「楽しい」だの
「やっぱり我が子と我が犬ほどかわいいものはない」だのと饒舌だった。
噂の我が犬

命のことを深く考えたことが、父にそうさせたのかもしれない。
ごく簡単な手術だったとはいえ、父のビビりようは結構なものだった。
「もしかしたら」というようなことも考えたと思う。
夫の理解と協力もあって帰省ができて、少しでも父の支えになれて良かったと思う。
そして何より、私自身も父と飲んだくれてとても楽しかった。
居酒屋で飲むこともあれば、
夜に犬と一緒に散歩しているときに
自動販売機でアルコールを買って公園へ行き、
街灯に照らされ美しく咲き乱れる桜の下のベンチに
座って、ささやかなお花見を楽しんだりもした。
私自身、さくらの季節に日本にいるのは8年ぶりで
その美しさには圧倒された。この美しさは本当に格別。

新幹線に乗って窓の外を見ていると、景色は変わっていくのに
桜がどの地域にもあるということに変わりがなかった。
私たち日本人が桜を愛でるという文化も美しいなと思う。
私も楽しみながら、わずかばかり親孝行ができた里帰りだった。
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