結婚一周年 〜続いていくもの。積み重ねていくもの〜  | イギリス生活 kira kitu sawasawa イギリス生活 kira kitu sawasawa 結婚一周年 〜続いていくもの。積み重ねていくもの〜 

イギリス生活 kira kitu sawasawa

アメリカにて大学卒業後に現地で就職。職場で出会った現在の夫と共に現在はイギリスで生活しています。2012年12月、主婦をしながらバース大学大学院通訳・翻訳過程を修了。イギリスでの生活について、日々想うこと、英語、趣味やくだらない話まで多岐にわたって毎日の気ままな記録を綴っています。(旧:主婦+学生のきまぐれイギリス日記)
--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2011/09/14

結婚一周年 〜続いていくもの。積み重ねていくもの〜 

結婚一周年。

ちょうど結婚して一年になる。
ホント、「めまぐるしい」なんて言葉には収まらないほどの一年だった。

私たちは昨年5月に交際をはじめ、9月に入籍をした。
スピード婚というよりは、「大あわて婚」と言った方が正しい。
私たちには、とにかく時間がなかったのだから。

幾度もデートを重ね、ようやく付き合い始めた昨年5月、
当時恋人であった夫は、アメリカ駐在から日本への帰任、そしてイギリス赴任が決定した。
そして私は付き合い始めてすぐに大きな選択に迫られた。

アメリカに残るのか、それとも一緒に日本へ帰るのか。

アメリカではまだまだやりかけのことや、やりたいことがたくさんあった。
もちろん、大好きな人と一緒にいたかった。
けれど、交際を始めて数ヶ月で遠距離恋愛を始めれば、夫を失ってしまう気がした。
だからと言って、ほいほいとついて行くのはこわかった。
まだまだ二人の関係に自信が持てないでいた。

あの悩み抜いた一ヶ月、もう二度と人生の中であれほど悩む日々は来ないと思う。

留学生活、
心を通じ合わせた一生モノの友人、
仕事、
幸運にも手に入れた就労ビザ、

それらを手にいれるのは、決して容易いことではなかった。
遠回りをしながら、いくつもの苦難にぶつかって手に入れたものばかり。

それらは全てわたしにとって、とても大切なことだった。
けれど、大きく悩んだのは、それらのせいでは全くない。

私はとにかくこわかった。
この先、ずっと一緒に生きて行くひとを選ぶにはあまりにも時間が短すぎた。
その一方で、
「この人を見過ごせば、とんでもない後悔をするかもしれない」
とも同時に思っていた。
そんな風に想える人に出逢ったのは、初めてのことだった。
けれど、一緒に日本へ帰るだけでは、一緒にいられない。
一緒にイギリスへ来るには、夫の配偶者となって、
ビザを取得する必要があったため、
アメリカ残留、あるいは結婚という極端な選択肢しかなかった。

毎日、頭を抱えて悩んだ。あのとき初めて、
「人間は、本当に悩む時、実際に頭を抱えるのだ」と思った。

そして、ある週末に一緒にブランチを食べた後だった。
やわらかな陽が部屋に射していた時だったと思う。
うつむき、唸りながら両手で頭を抱える私に夫が言った。

『その悩む背中を押す気はないんだけど、その手を引いていきたいんだ』

このことばが私に結婚を決意させた。
ずっとずっと、このことばは忘れない。
他のどんなことばより、圧倒的に私に強さを与えてくれたことば。

それからすぐに、住んでいたアパートを引き払い、車を売る手続き等、
めまぐるしく帰国の準備を始めた。

その後も二人の関係に不安がなかったと言えば、うそになる。
去年の今日、籍を入れる瞬間まで、いつだってやり直せると思ってきた。
結婚生活をはじめてからも、そう思っていた。
いつだって、本当にやりたいことなら方向転換できると思っている。

けれど、振り返れば夫は、毎日を一緒に積み重ねてきたこの一年で
そんな想いをいつしか優しくとりはらってくれていた。
こんな風に想うようになったのは、いつからだろう。


同じものを食べ、おいしいねと一緒に言えること、
いってらっしゃいと、おかえりなさいと言える相手がいるということ、
毎朝、夫の顔を一番に見られるよろこび、
いつもありがとうと言い合えること、
愛してると言い合えること

これらが来る日も来る日も、繰り返されることに
私はいつも、この上ない幸せを感じている。

続いていくもの。積み重ねていくもの。

それは単調かもしれないけれど、私にとっては最高に心地が良い。
一枚ずつであったとしても積み重ねていくものは、必ずある程度の高さになる。
私たち夫婦で言えば、それは信頼関係だとか愛情を感じることだと思う。

残念ながら、はじめての結婚記念日は離れて過ごすこととなり、
夫はとても申し訳なさそうに出掛けて行った。
仕事なのだから仕方がない。
それに、一年に一度の記念日も大切だけれど、積み重ねていく
毎日が私たちにはある。

出発前、いつものように夫は、お花を贈ってくれた。
結婚前から今でもずっと、テーブルに絶えずお花があるように夫は贈ってくれる。
これは、結婚を決めた理由のひとつでもあった。

そうしてほしいと伝えることなく、夢見ていたことをしつづけてくれる夫。
いつまでも、私は夫にとってお花を贈りたい相手でいられるだろうか。

そして、記念日より一足先にネックレスを贈ってくれた。
かわいくて、キレイに輝くそれを「もったいないから」なんて言って、私は箱に閉じ込めておいたりしない。
一緒に、いつも私の首もとで毎日を積み重ねてもらうつもり。

続いていくもの。積み重ねていくもの。








コメント:

コメントの投稿

  • URL
  • コメント:
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

トラックバック URL:http://bluebanana250811.blog.fc2.com/tb.php/17-cc9d7734

■  プロフィール

bluebanana

Author:bluebanana
どんぶらこペースのフリーランス翻訳者

2007-2010年8月
  米国にて留学、就職
2010年9月
  日本に帰国し結婚
2011年2月
  渡英
2012年12月
  英国大学大学院通訳・翻訳修士課程修了

趣味はスイム、ネイル、読書、映画、ヨガ

「いつかきっと」なんて言わず
その日を自分で叶えていきたい。
いつだって頭の中は"it's now or never"
人生が足りないくらいやりたいことたくさん。

■  ブログランキング

1日1クリック応援してもらえると
励みになります♩
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ

■  カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

■  フリーエリア

コルフ島
旅行口コミ情報

■  リンク

このブログをリンクに追加する

■  最新記事

■  月別アーカイブ

■  カテゴリ

未分類 (0)
グラストンベリー (10)
留学生活 (62)
イギリス生活 (136)
雑話 (27)
健康 (7)
読書 (8)
バース (15)
アップル製品 (12)
笑いたいときに (6)
英語 (13)
日本語 (2)
ランゲージイクスチェンジ (5)
ダイエット (1)
映画 (7)
ネイル (21)
日本への里帰り (13)
翻訳 (4)
湖水地方 (2)
ギリシャ (4)
トルコ (4)
イタリア (4)
キックボクシング (5)
洋裁 (1)
スイス/フランス (4)
ミーシャ (2)
ラルワース (1)

■  メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

■  最新コメント

■  最新トラックバック

■  検索フォーム

■  RSSリンクの表示

■  ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

■  QRコード

QR

■  ブログ内ランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。