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楽しいと思える翻訳の仕事と友人の言葉
暇なときな死にそうなほど暇なのに、
忙しいときは死にそうなほど忙しくなるのが
フリーランスという仕事の形態らしい。
(私の場合だけかもしれないけれど。)
ゴールデンウィークを利用して、日本から友人が遊びにきてくれる。
遊びに来てくれるまでに、余裕を持って仕事を終わらせようと
仕事をしている中、さらにいくつか案件が飛び込んでくる。
ただでさえ忙しかったけれど、納期をなんとかやりくりした。
緊急性の高い案件や納期が極端に短いものは、
大学院時代の友人に下訳してもらった。
友人にとっては、手が空いた時間に
ちょっとしたお小遣い稼ぎになったようでウィンウィン。
すごく忙しかったけど、これほど充実した仕事は初めてだった。
辞書には載っていない単語や原文を、解釈して訳していくものが
翻訳者なわけだけれど、その中でもどうネットで検索しても
どう訳すべきか困ってしまう文を丹念にリサーチすることで
ナチュラルな訳文へ導くという作業は私には新鮮だった。
他にも、ある医療製品のリコールレターを訳す際、
改めて、翻訳者として責任の大きさを感じた。
もちろん、翻訳者としてどんな案件だろうと
間違いは許されない。
しかし、「命」に直結することだと思うと
文字を打つ指先に余計に力が入った。
フリーランスの翻訳者としての活動は、とても地味。
人と会うこともなく、一切合切たった一人コンピューターに向かって
完結することがほとんど。
その中でやりがいや充実感を得るのは私にとって難しい。
睡眠も削ったし、レッドブルに頼ってばかりで
すごく忙しかったけれど、また少しだけ成長できた気がする。
仕事に集中している時、誰かに左手をトントンされて、
心臓が止まりそうなほど思うくらいびっくりした。
トントンの正体はミーシャ(注:ご近所さんの厚かましいけどかわいいネコ)

いつも一人で一日中寝てるくせに、
ときどき、「よしよししろー」と寄ってくる。
仕方ないので、現場監督に任命。

そういえば、以前、まったく翻訳の世界とはほど遠い仕事をする友人と
互いの仕事の話をしているときに、字幕の話をしたことがある。
私は今でも、通訳や翻訳を邪道だと思ってしまう節がある。
やはり、その言語をその言語で解釈するに勝る解釈はないと思う。
翻訳の世界に飛び込んだのも、夫の仕事柄どこの国や場所にいても
私ができる仕事だと思ったから。
映画を観ていると、原語の意味が100%伝わりきらない字幕に
もどかしくなる。字幕翻訳の世界には、翻訳のルールがあるので
どうしてもそんな翻訳になってしまうのは承知なのだけれど、
とても残念に思う。特に人に薦めたい面白い映画は。
原語での面白さが、翻訳を通しても、伝えきれないものがあると
感じるとき、翻訳の限界を感じる。
そんなことを友人に告げると、彼女はこう言う。
「でも、英語がわからない私からすれば、原語の意味が100%
通じてないかもしれないけれど、翻訳はすごく助かる」
頭をガツンとなぐられ、頭の中で真新しい世界の扉が開かれた気分だった。
異なる業種の友人との会話は、思いも寄らぬ大きな収穫になった。
今回の自分の中での発見や励ましになった友人の言葉を心に留めて
今日も頑張っていこう。
楽しんで頂けたら、クリックで応援してもらえると嬉しいです



忙しいときは死にそうなほど忙しくなるのが
フリーランスという仕事の形態らしい。
(私の場合だけかもしれないけれど。)
ゴールデンウィークを利用して、日本から友人が遊びにきてくれる。
遊びに来てくれるまでに、余裕を持って仕事を終わらせようと
仕事をしている中、さらにいくつか案件が飛び込んでくる。
ただでさえ忙しかったけれど、納期をなんとかやりくりした。
緊急性の高い案件や納期が極端に短いものは、
大学院時代の友人に下訳してもらった。
友人にとっては、手が空いた時間に
ちょっとしたお小遣い稼ぎになったようでウィンウィン。
すごく忙しかったけど、これほど充実した仕事は初めてだった。
辞書には載っていない単語や原文を、解釈して訳していくものが
翻訳者なわけだけれど、その中でもどうネットで検索しても
どう訳すべきか困ってしまう文を丹念にリサーチすることで
ナチュラルな訳文へ導くという作業は私には新鮮だった。
他にも、ある医療製品のリコールレターを訳す際、
改めて、翻訳者として責任の大きさを感じた。
もちろん、翻訳者としてどんな案件だろうと
間違いは許されない。
しかし、「命」に直結することだと思うと
文字を打つ指先に余計に力が入った。
フリーランスの翻訳者としての活動は、とても地味。
人と会うこともなく、一切合切たった一人コンピューターに向かって
完結することがほとんど。
その中でやりがいや充実感を得るのは私にとって難しい。
睡眠も削ったし、レッドブルに頼ってばかりで
すごく忙しかったけれど、また少しだけ成長できた気がする。
仕事に集中している時、誰かに左手をトントンされて、
心臓が止まりそうなほど思うくらいびっくりした。
トントンの正体はミーシャ(注:ご近所さんの厚かましいけどかわいいネコ)

いつも一人で一日中寝てるくせに、
ときどき、「よしよししろー」と寄ってくる。
仕方ないので、現場監督に任命。

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互いの仕事の話をしているときに、字幕の話をしたことがある。
私は今でも、通訳や翻訳を邪道だと思ってしまう節がある。
やはり、その言語をその言語で解釈するに勝る解釈はないと思う。
翻訳の世界に飛び込んだのも、夫の仕事柄どこの国や場所にいても
私ができる仕事だと思ったから。
映画を観ていると、原語の意味が100%伝わりきらない字幕に
もどかしくなる。字幕翻訳の世界には、翻訳のルールがあるので
どうしてもそんな翻訳になってしまうのは承知なのだけれど、
とても残念に思う。特に人に薦めたい面白い映画は。
原語での面白さが、翻訳を通しても、伝えきれないものがあると
感じるとき、翻訳の限界を感じる。
そんなことを友人に告げると、彼女はこう言う。
「でも、英語がわからない私からすれば、原語の意味が100%
通じてないかもしれないけれど、翻訳はすごく助かる」
頭をガツンとなぐられ、頭の中で真新しい世界の扉が開かれた気分だった。
異なる業種の友人との会話は、思いも寄らぬ大きな収穫になった。
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