翻訳 | イギリス生活 kira kitu sawasawa イギリス生活 kira kitu sawasawa 翻訳

イギリス生活 kira kitu sawasawa

アメリカにて大学卒業後に現地で就職。職場で出会った現在の夫と共に現在はイギリスで生活しています。2012年12月、主婦をしながらバース大学大学院通訳・翻訳過程を修了。イギリスでの生活について、日々想うこと、英語、趣味やくだらない話まで多岐にわたって毎日の気ままな記録を綴っています。(旧:主婦+学生のきまぐれイギリス日記)
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2014/05/06

楽しいと思える翻訳の仕事と友人の言葉

暇なときな死にそうなほど暇なのに、

忙しいときは死にそうなほど忙しくなるのが

フリーランスという仕事の形態らしい。

(私の場合だけかもしれないけれど。)


ゴールデンウィークを利用して、日本から友人が遊びにきてくれる。

遊びに来てくれるまでに、余裕を持って仕事を終わらせようと

仕事をしている中、さらにいくつか案件が飛び込んでくる。

ただでさえ忙しかったけれど、納期をなんとかやりくりした。


緊急性の高い案件や納期が極端に短いものは、

大学院時代の友人に下訳してもらった。

友人にとっては、手が空いた時間に

ちょっとしたお小遣い稼ぎになったようでウィンウィン。


すごく忙しかったけど、これほど充実した仕事は初めてだった。


辞書には載っていない単語や原文を、解釈して訳していくものが

翻訳者なわけだけれど、その中でもどうネットで検索しても

どう訳すべきか困ってしまう文を丹念にリサーチすることで

ナチュラルな訳文へ導くという作業は私には新鮮だった。



他にも、ある医療製品のリコールレターを訳す際、

改めて、翻訳者として責任の大きさを感じた。

もちろん、翻訳者としてどんな案件だろうと

間違いは許されない。

しかし、「命」に直結することだと思うと

文字を打つ指先に余計に力が入った。


フリーランスの翻訳者としての活動は、とても地味。

人と会うこともなく、一切合切たった一人コンピューターに向かって

完結することがほとんど。

その中でやりがいや充実感を得るのは私にとって難しい。

睡眠も削ったし、レッドブルに頼ってばかりで

すごく忙しかったけれど、また少しだけ成長できた気がする。


仕事に集中している時、誰かに左手をトントンされて、

心臓が止まりそうなほど思うくらいびっくりした。

トントンの正体はミーシャ(注:ご近所さんの厚かましいけどかわいいネコ)



いつも一人で一日中寝てるくせに、
ときどき、「よしよししろー」と寄ってくる。
仕方ないので、現場監督に任命。




そういえば、以前、まったく翻訳の世界とはほど遠い仕事をする友人と

互いの仕事の話をしているときに、字幕の話をしたことがある。


私は今でも、通訳や翻訳を邪道だと思ってしまう節がある。

やはり、その言語をその言語で解釈するに勝る解釈はないと思う。

翻訳の世界に飛び込んだのも、夫の仕事柄どこの国や場所にいても

私ができる仕事だと思ったから。


映画を観ていると、原語の意味が100%伝わりきらない字幕に

もどかしくなる。字幕翻訳の世界には、翻訳のルールがあるので

どうしてもそんな翻訳になってしまうのは承知なのだけれど、

とても残念に思う。特に人に薦めたい面白い映画は。

原語での面白さが、翻訳を通しても、伝えきれないものがあると

感じるとき、翻訳の限界を感じる。


そんなことを友人に告げると、彼女はこう言う。

「でも、英語がわからない私からすれば、原語の意味が100%

通じてないかもしれないけれど、翻訳はすごく助かる」


頭をガツンとなぐられ、頭の中で真新しい世界の扉が開かれた気分だった。

異なる業種の友人との会話は、思いも寄らぬ大きな収穫になった。



今回の自分の中での発見や励ましになった友人の言葉を心に留めて

今日も頑張っていこう。


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2013/03/11

パートのおばちゃん

パートのおばちゃんはじめた。

全くそんな気ななかったのだけれど、たまたま求人情報を見ていたら
すぐ近所で事務/通訳・翻訳のパートタイムの求人を見つけた。
週に3、4日、半日ほど。3ヶ月の契約。

主婦の傍ら、お小遣い稼ぎにフリーランスで翻訳をしていると
誰と接することもなく一日が終わることが恐ろしいほど頻繁にある。
そんな生活が不健康に思えて、少しだけでいいから外に出たかった。

せっかく大学院も出させてもらったし、できればガンガン通訳や翻訳がしたい。
求人の内容を見る限りはバイリンガルの雑用係なんだなと感じたけれど
業務内容は聞いてみなくちゃわからない。とりあえず履歴を送ってみた。
5分もしないうちに電話があり、すぐにでも面接に来てほしいと言われ翌日に面接へ。

英語の試験があると聞いていたけれど、大したことはせずひたすらお話。
業務内容はオフィスでのサポート業務全般と他国にある関連会社とのリエゾンらしい。

技術的で小難しい日本語で書かれた分厚いマニュアルを見せられ、
「例えば、これを3時間で英文に翻訳してもらいたいんです。」

「私をナメないで頂きたいですね。普段、英語から日本語への翻訳しかしていないので
そんなことまるっきり自信がありません。自信があってもそんなの3時間なんて無茶です。」
なんて本心は言わなかったけれど、
「3時間は無理です。」と背伸びをせずに答えておいた。

「いつから来てもらえますか?」
「契約の延長や、将来的にフリーランスで翻訳を委託したり、正社員となってもらうことは可能ですか?」

時間にはいつだって余裕があるものの、その業界での専門知識はまるでない。
「できるだけ柔軟に対応しますが、契約の延長などについては働き始めて互いに様子を見た後にしませんか。
そこまでお役にたてるかもわかりませんし。」

面接担当者は私の英語力を試すこともなく、
ひたすら私の履歴書とにらめっこしたままどんどん話が進む。
買いかぶられているようでとてもこわくなる。
是非うちに来てくれませんかと言われ、
逆にこちらが「あなたヤル気ありますか?」と思わされた。

色々話をしていると、景気に煽られ事業を縮小した少人数のオフィスで
一人にかかる負担がかなり大きい事務所なのだとわかった。
大きなプロジェクトの立ち上げにむけてどうしても人手が足りないらしい。
とにかく色んなことをサポートする人が必要で一刻も早く来てほしいと言われ、
業務内容も多岐にわたり楽しそうだったので受けることにした。
翻訳ばかりにこだわらず、色々なことに挑戦するのも悪くないはず。

プロジェクトの終わりまで3ヶ月だけれど、こうしてパートのおばちゃんとなった。

この日は1日目にも関わらず、すでに訳すべきメールや書類が山ほど。
業界のことは全然よく知らないし、普段やっていない日本語から英語の翻訳ばかり。
先が思いやられる。


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2013/02/15

ぬるま湯フリーランス翻訳者

フリーランス翻訳者として、コンスタントに仕事をするようになって、はや10ヶ月。

最近では、大学院のクラスメイトだった友人から紹介を受けたエージェントからも
仕事がきたり、新たにトライアルを受けて仕事をもらうなど、
本当に少しずつ、幅が広がっている。

家にいながら、誰と会うこともなくこなせる仕事なので、
夫が出張へ出掛けているときなんて、一日中家にこもって
誰とも話さない日だってある。

場所を選ばず仕事ができるようにと翻訳に興味を持ったのに、
自分の置かれている状況に感謝と不満が入り交じる。

晴れた日には、ひなたぼっこがてらノートパソコンを持参し、カフェで
資料に目を通したり、もうちょっとひねった訳語はないかと考えたりする。

「MacBook Airを買って、ノマドワーカーやりたい」なんて先日、友人がメッセージをくれた。
こういうのをノマドワーカーと言うのかしら?

守秘義務のある仕事もあるし、いくら翻訳が場所を選ばずできる仕事とはいえ、
その場所が騒がしかったり、温度が適温ではないなど、
外出先では効率も劣るので、正直バリバリできないけれど、良い気分転換にはなる。
ときどき、ノマドワーカーっていうのはいいかもしれない。

大学ではBusiness、特に会計学を学んでいた。
関連する分野での翻訳が多いけれど、他の分野の翻訳をしてみると、
「得意なことと、好きなことは違うのだ」と感じた。

バックグラウンドのある分野で仕事をするのは
比較的調べものも少ないし、原文の理解もスムーズで早い。
けれど、なぜか仕事が楽しくなくて、自分が単なる「作業者」のように感じることが多々ある。
楽しくない作業を淡々とこなすのは本当に苦痛。

うってかわって、バックグラウンドとは関係がないものの
ひねった訳出が求められるものや社会貢献に関連する翻訳に携われたときには
調べることがたとえ多かろうと、どう訳出しようかいくら悩もうと、
わくわくしながら仕事をしている自分がいる。

私の生活は完全にぬるま湯。
洗濯、掃除、諸々の雑用、料理をしていればそれだけで
たいそう感謝してくれる夫がいる。
アイロンは大キライだけど、大抵の家事はすぐに終わるし、
私が稼がなくても飢えることもない。

どうせやるなら、いっそのこと、このぬるま湯に
どっぷり甘えて、楽しいこと、わくわくすることだけに絞っていこう
なんて考えている今日このごろ。


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■  プロフィール

bluebanana

Author:bluebanana
どんぶらこペースのフリーランス翻訳者

2007-2010年8月
  米国にて留学、就職
2010年9月
  日本に帰国し結婚
2011年2月
  渡英
2012年12月
  英国大学大学院通訳・翻訳修士課程修了

趣味はスイム、ネイル、読書、映画、ヨガ

「いつかきっと」なんて言わず
その日を自分で叶えていきたい。
いつだって頭の中は"it's now or never"
人生が足りないくらいやりたいことたくさん。

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